生徒さんとものづくりがしたい!との思いから、以前、お仕事体験をさせていただいた、有松中学校に企画を持ち込ませていただいたところ、特別支援学級の販売学習として、取り入れていただけることとなりました。
今回は、フラワーボックスの企画・製作・販売を、ロスフラワーを活用したドライフラワー専門店merry_go_roundさんと協力して、生徒の皆さんによる商品企画・製作の指導と販売機会の提供を行います。
生徒の皆さんにはこの取り組みを通じて、ものづくりの楽しさや働くことの大変さ、お客様に喜んでいただけることの喜びや達成感を感じる機会を提供できればと思っています。
9月14日に、有松中学校を訪問し、特別授業を行いました。
最初に「貼り箱の基礎知識」「ロスフラワーにまつわる社会課題」をお伝えし、その後「ドライフラワーを入れるのにぴったりな箱の色」を生徒の皆さんに考えていただきました。
実際にドライフラワーを見ながら、どの色が合うのだろうかとみんなで案を出し合い、青と黄色の2色の箱を製作することに決まりました!
製作は、断裁作業は危険を伴いますので、野村紙器が行い、貼りの部分を生徒さんが担当しました。
貼り箱の製作実習をしたあと、実際に生徒さんたちで製作です。
今回は商品化を目指しているため、通常の箱製作で使用している膠糊を使用。
かなり難易度が上がっています。
最初は、糊をムラなく伸ばしたり、綺麗に紙を貼ることに苦戦していましたが、何回かお邪魔するたびに、上手さが増して行きました!
お話を聞くと、箱作りに楽しさを感じてもらえているようで、嬉しさ満載です。
生徒さんが、真剣に製品作りに向き合ってくれた結果、商品として販売できる綺麗な箱が出来上がりました!
すごい!
先生も素晴らしく、仕事の楽しさと難しさを伝えたいと強い思いから、生徒さん皆んなが携われるように分業にしたり、担当を受け持ったり、とても考えられて製作をされていました。
間に入ってやり取りしていただいた、キャリアナビゲーターの方もとても熱心で、大変勉強させていただきました。
次は、12月18日(月)に、merry_go_roundが出店する「東別院 暮らしの朝市」にて、商品の販売です。
生徒さんたちも交代で売り場に立って、販売経験をする予定です。
私もとても楽しみです。
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