焼き菓子の詰め合わせギフトボックスのご相談をいただきました。
※写真はイメージです
新しく、詰め合わせギフトを検討されているということで、トムソンの箱と貼り箱の両方を検討されているとのことでした。
実際の箱をご覧いただきながら、トムソンと貼り箱の違いをご説明させていただきました。
トムソンも貼り箱もそれぞれに利点があります。
ご相談の結果、貼り箱で、まずは検討されるということになりました。
理由は
①トムソンの場合、型を製作しなければならず、寸法の変更を気軽にしにくい。
これから始める商品のため、色々試しながら行っていきたいので、箱の寸法などが変えたくなるかもしれない。
②小ロットから試したい。
野村紙器では、トムソンでもロット500から発注されるお客様も結構いらっしゃいますが、やはり単価が上がってしまいます。
ロット1000以上をオススメしています。
③実際みてみると、貼り箱の方が高級感がある。
とのことです。
さて、お見積もりまでには、いろいろ決めることがございます。
まずは、寸法。
商品の寸法から、どのように商品を詰め合わせるか?
どれぐらいの余白があれば、ガサつかないか?もしくは、取り出しやすいか?
などなど。
可能であれば、実際の商品をお持ちいただけるとわかりやすいと思います。
今回のお客様は、詰め合わせ方をある程度固めていらっしゃったので、寸法は早く決まりました。
次に形。
野村紙器で実際に製作してきた箱をご覧いただきながら、商品とのバランスやイメージを固めていきます。
複雑な形もありますが、やはり、被せ式とインロー式が人気です。
そして、下地の厚み。
こちらも実際の箱を触っていただきながら、お選びいただきました。
焼菓子ですと、あまり重くないので、厚みがないものでも大丈夫なのですが、高級感を出したいとのご要望でしたので、ちょうど良い加減の厚みをお勧めしました。
お客様も最初、薄めでもいいかなと言われていたのですが、実際に箱になった状態を見られて、やっぱり高級感が違う!と、少し厚みのあるちょうど良い加減の下地にされました。
そしてそして、一番楽しい貼り紙選び。
ここは、皆様、迷われます。
紙見本をご覧いただき、お客様のイメージに合う紙をご提案しながら、絞り込んでいきます。
紙は本当にすごく種類があるので、目移りします!
ここはじっくり悩んでいただきますが、ある程度、イメージを固められてから選ばれる方が選びやすいと思います。
例えば、かっこいい感じとか、シンプルとか、可愛いとか・・・ざっくりな感じで大丈夫ですので。
紙選びの時は、私もワクワクします。
私の視点とお客様の視点を合わせて、そっちね!みたいな新しい発見もあったり。
私にとっても楽しい時間です。
大まかに、こんなことを決めていただき、お見積もりに映ります。
ひとまずお打ち合わせはここまでで、お見積もりをご覧いただいた後、ご検討いただくという流れになります。
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