今日は、外曲げをしまくりました。
大きい箱から小さい箱まで。
外曲げとは、底面に向かって、紙を曲げて貼っていく方法です。
簡単そうに見えますが、手早く貼ろうと思うと難しい。
紙を引っ張りながら、角や肩が弛まない様に貼っていきます。
まだまだな私が貼ると、何回か撫でないと、うまくいきません。
ベテランさんが貼ると、一回撫でれば、ピシッと決まります。

長さがある箱は、均等に力を入れないと、角が緩みやすくなるので注意が必要。
端も三角折りをしながら貼っていきます。
それもどんどん流れてくるので、さっさと貼っていかないと、どんどん溜まってしまいます。
溜まると、ノリで使用しているニカワは乾きやすいので、くっつかなくなってしまいます。
焦りつつも丁寧に・・・

小さい箱は小さい箱で、細かな貼りになるので、指にノリがつきやすいうえに、端が、くしゃっとなりやすいので難しい。
斜めに置いて、奥側に引っ張りながら貼るとキレイにできるよ
とアドバイスをいただきますが、同じようには出来ません・・・
数をこなさないとダメなようです。
そのうちに、自分が一番貼りやすいスタイルが確立していくようです。
貼りの種類はたくさんあるので、そのうちの1つ外曲げ。
深さがある箱や、包み貼りをするには大きい箱のときに登場する貼りです。
例えば、弊社では、バームクーヘンの箱や医療用機器、大きな煎餅の箱など、様々な箱に用いている貼りです。
また、安価な物を入れる時は、底面を貼らずに、お値打ちにしたいときなどにも用います。
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