貼り箱の貼り方に貼り分けという技術があります。

貼分けとは、柄が違う二種類の紙を貼って製作します。
まず、一人が一枚を半分貼ります。
通常の一枚の紙の場合、紙の上に箱を置きやすく、ズレがわかりやすいですが、これは半分なので、ちょっとわかりにくい。

次に、違う人が反対側の半分を貼ります。
ここで表に向けた時、上下の線が真っすぐに貼られていないと、かなりカッコ悪いです。
最後に全体を包み貼りします。
半分貼るとき、ズレれば失敗、反対側の貼りがズレても失敗。
最後の包み貼りも大事。
まさに、細かな職人技の連続なのです。
#貼り箱 #職人 #手仕事 #野村紙器
Comments