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箱の製造工程

貼り箱の工程

① 芯地の厚紙を切る

芯地となる厚紙を必要寸法に合わせて切っていきます。

​厚紙の厚さは種類があり、中に入れる商品や用途によって選びます。

紙の取り都合や紙の目などを考えながら切っていきます。

箱を美しく仕上げるための大事な一歩です。この作業がキレイにできなければ、美しい箱を作ることができません。

​紙を切る職人〜断裁職人〜は年々減少しており、貴重な職人でもあります。

​通常は、断裁専用の大きな機械を使用して切っていきますが、ロットが少ないサンプル製作や試作品などは、手斬り用の大きな刃がついた道具に定規を当てながら、切っていきます。

② 角を切って組み立てる

寸法に切った厚紙の高さに合わせて角を切り、折れ線になる部分に罫線をつけていきます。

罫線も寸法にずれがないように、図りながら調整していきます。罫線がずれると、箱の形がずれてしまいます。

また、罫線をつけることで、折りやすくし、キレイに折れるようにします。

出来上がった下地を折って、角を留めることで芯地となる箱を組み立てていきます。

厚紙を折るのは、地味に力を使いますが、丁寧に折っていきます。

​角は、圧着テープで留めていきます。仮箱の場合、ホッチキスで留める場合もあります。

​角を開かないようにしっかりと合わせながら、できるだけ、角の上ギリギリを留めていきます。

③ 組み立てた厚紙に化粧紙を貼っていきます

​形になった芯地の箱の周りを化粧紙で貼っていきます。

​まずは、化粧紙を貼れる形に切って、用意をします。

次に膠という、貼り箱に適した糊を​化粧紙に機械で塗って、周りを貼っていきます。包んで貼る、回しながら貼るなど、色々な貼り方を駆使しながら、美しい仕上がりになるように工夫して貼っていきます。

④ 仕上げ、検品をする

中材を入れたり、箱の形によっては、中箱を糊でつけながら仕上げたりと、細かいところを手作業で仕上げていきます。

​最後に検品をして、紐で結束したり、段ボール詰をしたりと納品準備を整え、出来上がりです。

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