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会社の歴史

野村紙器の歴史

伝統工芸
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弊社は、明治40年(実際にはそれよりも前と思われますが、書物で確認出来る限り、28年には貼り箱商いをしていたようです)に野村小三郎により現在の名古屋市中区大須にて野村商店を創業しました。

和菓子や小物を中心とした化粧箱を製作・販売していました。

戦災で店舗が焼失した後、現住所へ移転。

戦後の復興にも貢献し、法人化に至りました。

焼け野原をリヤカーを引きながら、納品したそうです。

そんな復興を経て、一時は住み込みの社員さんがおり、家族のように生活をしながら、仕事を共にしていたこともあります。

現在では住み込みの社員さんはおりませんが、代々からのあたたかな社風は、今も受け継がれています。

貼り箱は、脇役ですが、真心を包むという日本の心を担い、歴史と共に歩んできたと思います。何気ない箱にも、細かな職人技が詰まっています。

しかし、昨今、貼り箱を知る人が減少し、貼り箱職人も減少しています。

そこで、日本文化でもある貼り箱の良さや面白さを広く知っていただくため、従来の概念にとらわれない新規開発も始めました。

弊社では、現在でも昭和の機械を使用しながらも職人の手により製作を行っています。

職人肌で仕上がりにこだわりを持ち、いつもお客様の身近な存在となれるよう、地道に精進して参ります。

手作業で製作することにより、大量生産では出来ないような複雑な形の箱にも取り組み、お客様にとっての宝箱となる箱作りを目指しています。

お客様とのお打合せから、大切なお品を守る貼り箱、ご要望を形にする箱作りをしております。

受け継がれる想い

理念「真心で包む」

ビジョン「紙を使った新しい価値を作り続ける会社になる」

動目標

1. 箱の可能性を探ります
2. 生活空間で紙の可能性を探ります
3. 社会の中で紙の可能性を探ります

お客様の身近な存在であり続けること、真心で包むこと。

お客様の想いにお応えできるよう、職人の心を忘れず、お客様の身近な存在となれるよう、日々、精進すること。

お客様の想いを伝え、お客様の思いを守る貼り箱、美しい文化と伝統、確かな技術のある貼り箱づくりをすること。

​創業以来積み重ねてきた歴史と技術に、皆様のご愛顧により新たに加わった「伝統」「技術」を伝え続けること。

 

新しい貼り箱の在り方を考え続けることを生業として参ります。

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